事務所通信

事例報告:外国人被疑者との接見用ノート国賠(控訴審)

2020年10月2日に掲載していたこちらの件。 2022年2月15日に控訴審の判決言渡しがありました。 結論(主文)は,相手方(県)の控訴を棄却し,当方の附帯控訴を一部認容するものでした(請求認容金額を20万円から35万・・・Learn More

事例報告:取調べへの弁護人立会国賠(控訴審)

報告が遅くなりましたが,こちらの事件の控訴審判決が,1月18日に言い渡されました。 内容は,業界関係者にも人気(?)の金岡繁裕弁護士のコラムにも取り上げていただいたとおりで,「げに恐ろしき」ものでした。 いわく,「そうす・・・Learn More

愛知刑事弁護塾の活動(書籍の刊行)

一時期はzoomメインとなり多少低調だった(?)愛知刑事弁護塾の活動ですが,対外的なもの1つとして,今般,書籍が刊行されることとなりました。 12月7日発売の,「保釈を勝ち取る: 90事例の裁判理由からみる傾向と対策 (・・・Learn More

「不当な別件捜査が行われるおそれ」を認めた準抗告認容決定

1週間ほど前に,正当にも「不当な別件捜査が行われるおそれ」を認めて,勾留決定を取り消す準抗告認容決定を得ました(名古屋地決令和3年(む)第108号)。 事案は,大麻取締法違反(単純所持)。 先行する大麻取締法違反(営利目・・・Learn More

事例報告:取調べへの弁護人立会国賠

2021年1月28日,2018年8月28日の事務所通信で紹介しました,弁護人が取調への立会を求めたところ依頼者が逮捕されてしまったことに関する国賠訴訟(名古屋地裁平成30年(ワ)第2753号事件ほか)について,判決の言い・・・Learn More

今日の準抗告担当部は?

「明日の準抗告担当部は?」とは,愛知県弁護士会刑事弁護委員会編『勾留準抗告に取り組む』現代人文社(2017年)で,私が執筆を担当したコラムのタイトルです。 同コラムでは,事案が同一でも裁判体によって判断が大きく異なるとい・・・Learn More

事例報告:外国人被疑者との接見用ノート国賠

先日予告をしました,名古屋地方裁判所令和元年(ワ)第5143号事件について2020年9月29日に言い渡された判決の内容を報告します(長文)。 <事案の概要> 本件判決は,私が弁護人であった刑事事件において,英国籍を有し,・・・Learn More

思いがけない勾留期間の短縮

先日,2件連続して,思いがけないかたちで勾留期間が短縮された。 1件は,罪名窃盗(個人方からやや多額の現金を窃取),共犯事件,否認(黙秘)であり,勾留決定に対する準抗告(棄却),勾留取消請求(却下)を経てなされた延長決定・・・Learn More

「愛知刑事弁護塾」に参加

今更ながら,ではあるが,昨年12月,刑事弁護に関する知識や経験を共有し,より実践的な刑事弁護の技術に関する研鑽を積むための場として,愛知県及び近隣県の有志の弁護士で構成する「愛知刑事弁護塾」が組織され,その第1回定例会が・・・Learn More

「最小限」の勾留延長請求(そして却下)

先日,検察官による勾留延長請求に対する意見書を提出し,却下決定を得た。 事案は軽微な器物損壊事件であり,依頼者は定職を有し,同居の親族がおり,事実について認めており,前科もなかった。 そもそも勾留決定自体違法・不当と思わ・・・Learn More

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