|古田法律事務所

事務所通信

事例報告:外国人被疑者との接見用ノート国賠(控訴審)

2020年10月2日に掲載していたこちらの件。 2022年2月15日に控訴審の判決言渡しがありました。 結論(主文)は,相手方(県)の控訴を棄却し,当方の附帯控訴を一部認容するものでした(請求認容金額を20万円から35万・・・Learn More

場外乱闘(?)の顛末(ノンコミットメントルール)

2度にわたって取り上げていたこちらの件。   裁判所が,相手方の書面の陳述を制限し,終結となりました(相手方が今後も何か言ってくるかは分かりませんが)。 相手方から一方的に殴り掛かられていただけなので,「場外乱・・・Learn More

事例報告:取調べへの弁護人立会国賠(控訴審)

報告が遅くなりましたが,こちらの事件の控訴審判決が,1月18日に言い渡されました。 内容は,業界関係者にも人気(?)の金岡繁裕弁護士のコラムにも取り上げていただいたとおりで,「げに恐ろしき」ものでした。 いわく,「そうす・・・Learn More

民事訴訟の愚痴2(ノンコミットメントルール)

2021年11月5日の事務所通信で報告した事例の続きです。 その後,私の準備書面で,要旨「相手方と裁判所がノンコミットメントルールを蔑ろにするので,口頭の議論には一切応じません」と付記した。 すると,相手方にまたも準備書・・・Learn More

記録を読まない判断権者(ADR)

ADR(裁判外紛争解決手続)の正当性は,訴訟手続と同様の(少なくともそれに準じた)適切な事実認定及び評価があって初めて担保されるものです。 その前提として,まず,当事者が何を主張,立証しているのかを「理解」すること,さら・・・Learn More

愛知刑事弁護塾の活動(書籍の刊行)

一時期はzoomメインとなり多少低調だった(?)愛知刑事弁護塾の活動ですが,対外的なもの1つとして,今般,書籍が刊行されることとなりました。 12月7日発売の,「保釈を勝ち取る: 90事例の裁判理由からみる傾向と対策 (・・・Learn More

民事訴訟の愚痴(ノンコミットメントルール)

とある民事訴訟の弁論準備手続で,以下のやり取りがありました(要旨)。   相手方の準備書面に,「先の弁論準備手続で……被告らは明確に応えなかった」という記載があり, 当 方 「ノンコミットメントルールに基づき削・・・Learn More

「不当な別件捜査が行われるおそれ」を認めた準抗告認容決定

1週間ほど前に,正当にも「不当な別件捜査が行われるおそれ」を認めて,勾留決定を取り消す準抗告認容決定を得ました(名古屋地決令和3年(む)第108号)。 事案は,大麻取締法違反(単純所持)。 先行する大麻取締法違反(営利目・・・Learn More

事例報告:取調べへの弁護人立会国賠

2021年1月28日,2018年8月28日の事務所通信で紹介しました,弁護人が取調への立会を求めたところ依頼者が逮捕されてしまったことに関する国賠訴訟(名古屋地裁平成30年(ワ)第2753号事件ほか)について,判決の言い・・・Learn More

今日の準抗告担当部は?

「明日の準抗告担当部は?」とは,愛知県弁護士会刑事弁護委員会編『勾留準抗告に取り組む』現代人文社(2017年)で,私が執筆を担当したコラムのタイトルです。 同コラムでは,事案が同一でも裁判体によって判断が大きく異なるとい・・・Learn More

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